7月3日公示の参院選。熊本選挙区をめぐり、日本維新の会は県総支部会議を開き、党本部が決めた自主投票の方針を確認しました。
維新・奥下代表
「立憲さんを表立って応援しようということを一度決めて、一回止めさせていただきました。組織立って表明して応援することはしない、やめてほしいということも幹事長から言われております。なので自主投票という形で熊本ではさせていただきたい」
県総支部は6月初旬、一旦は、立憲民主党新人の鎌田聡さんを自主支援する方針を決定。ただ、その直後に党本部から「白紙撤回」するよう求められていました。
先週の党本部の選対会議で、全国的にも他の野党との連携の動きは限定的だという理由で自主投票を決めたということです。
公示の直前となり、各党とも動きが慌ただしくなっています。
26日は立憲民主党の小川淳也幹事長が熊本入り。石破政権の進める備蓄米の放出策を批判しました。
小川幹事長
「まさかの飢饉や災害、そして有事に備えている米なんです。それをただ同然で放出すること自体が形を変えた国民負担なんですということを進次郎さんに申し上げたい。私たちは農政を根本的に所得補償制度で農家の経営を成り立たしめ、、後継者を育成するということを通して、食料生産にも安心感をもたらしたいと思っています」
熊本選挙区には自民党現職の馬場成志さん、立憲民主党新人の鎌田聡さん、参政党新人の山口誠太郎さんが立候補を予定しています。
参院選は7月3日公示、20日投開票です。