2020年の熊本豪雨からまもなく5年。被災地・人吉球磨を舞台にした映画「囁きの河」が、7月に全国で公開されます。
主演を務めたのは、人吉市出身の中原丈雄さん。息子役は渡辺裕太さんが務めました。
中原丈雄さん
「川とともに生活をしていく人たちに全部置き換えて考えられる映画」
映画「囁きの河」は、2020年の熊本豪雨で被災した人吉球磨が舞台。球磨川くだりの再開に向けて奮闘する元船頭の親子の姿などを描いた物語です。
中原丈雄さん
「これからどうやって自然と向き合って生きていかなければならないのか、というのを観る人に感じてもらいたい」
渡辺裕太さん
「球磨川のいろんな表情、雨のシーン、綺麗な姿、実際に被害にあったところ、ありのままを映している映画なので、人吉の球磨のそのままの魅力、姿をみなさんに堪能していただきたい」
人吉市では26日、先行上映会が開かれ、市民ら1000人以上が鑑賞しました。
27日からは熊本市で先行上映。7月11日から全国で公開です。