川辺川に建設予定の流水型ダムを巡り、球磨川漁協は国土交通省から提示された漁業補償の金額が約8億1000万円だったと明らかにしました。
熊本県八代市で27日に開いた組合員向けの説明会で公表しました。
内訳は、工事期間中の濁りによる影響の補償に約7億1200万円、土砂の堆積による影響の補償に約6400万円などとなっています。
(球磨川漁協 堀川泰注組合長)
「影響補償を大きく見ていただいた。私自身は満足している」
球磨川漁協は今後流域の各地で説明会を開き、9月上旬をめどに総会で組合員の賛否を問う方針です。