来年4月、熊本県菊陽町に開業予定のアーバンスポーツパークに設けられるスケートボードのコースのデザインが公表されました。
「くまモンアーバンスポーツパーク」は、菊陽町総合体育館の北側に整備が進んでいて、町は年間14万人の来場、9.9億円の経済効果を見込んでいます。
30日に公開されたのはスケートボードエリアのコースのデザインです。
熊本城の石垣や阿蘇のカルデラのイメージを取り入れたデザインで、コースの難易度などはオリンピックや世界選手権など国際大会の開催基準を満たす設計になっています。
設計・監修はアメリカの「カルフォルニアスケートパークス社」で、東京やパリで開催されたオリンピックでもスケートボード会場のデザインと施工を担当しました。
ビル・ミナデオ副社長
「新しい機会を得られるようなコースで、初心者からオリンピックレベルの選手まで楽しめるようになっています」
熊本県と菊陽町は、去年3月にアーバンスポーツを通じ、交流人口の拡大や競技レベルの向上を目指す連携協定を結んでいます。
施設の整備には、熊本をアーバンスポーツの聖地にしたいという狙いもあり、共同で国際大会やイベントの誘致に取り組みます。