障がいのある子どもを預かる事業所が約1000万円を不正に受給したとして、熊本市は指定を取消したと発表しました。
指定取消しの行政処分を受けたのは、熊本市北区の放課後等デイサービスの事業所「ひかりっこ」です。
熊本市によると、2021年7月以降、常勤の児童発達支援管理責任者や保育士などについて条件を満たす配置をしているなどと虚偽の報告をし、約996万円の障害児通所給付費を不正に請求していました。
去年1月以降の市の調査で、届け出と異なる人員配置が発覚しました。
熊本市は1日、児童福祉法に基づき指定の取消処分を通知し、約1395万円の返還を求めるということです。