東京の山手線並みの混雑率となっているJR豊肥線の輸送力強化へ、熊本県が動き始めます。
TSMCなど半導体関連企業の集積で、通勤・通学時間帯の混雑が常態化しているJR豊肥線。その混雑度は、東京の山手線並みだということです。
TSMC第2工場の建設など今後さらなる企業集積で、利用者の増加が見込まれるとして、熊本木村知事は2日、県と熊本市、大津町、菊陽町で輸送力強化に向けた協議会を立ち上げると発表しました。
木村知事
「増便増結のほかに、行き違いを可能にする駅の構造の改正とか、複線化も含めて議論したい」
複線化など輸送力強化につながる案を今年度中にJR九州に提案する考えで、7月18日に1回目の会議を開きます。