熊本県小国町のシンボルとして親しまれている木造建築「小国ドーム」を手がけた建築家が小国町で講演しました。
木造表現やデジタルデザインの先駆者として知られている熊本市出身の建築家、葉祥栄さんが、地域住民や建築を学ぶ学生などおよそ120人に向けて講演しました。
「小国ドーム」や「道の駅」小国ゆうステーションなど自身が手がけたデザイン性の高い木造建築について、設計の経緯や建物に込めた思いなどに触れ「建物に大切なのは、安全性はもちろん、あたたかな光や風である」と、建築を学ぶ学生らに語りかけていました。
学生
「葉先生の建築を通して、良い建築とは何かというものを考えていきたいと思います」
「道の駅」小国ゆうステーションでは、建築時の図面やスケッチなどが、7月6日まで展示されています。