参議院議員選挙が3日公示され、熊本選挙区にはこれまでに現職と新人3人のあわせて4人が立候補を届け出ています。
熊本選挙区に立候補したのは、届け出順に、政治団体NHK党・新人の立花勝樹さん(57)、自民党・現職の馬場成志さん(60)、参政党・新人の山口誠太郎さん(36)立憲民主党・新人の鎌田聡さん(60)の4人です。
熊本県防災センターで午前8時半から立候補の受け付けが始まり、各陣営は「街頭演説用の腕章」などいわゆる選挙の7つ道具を受け取りました。
立候補の届け出は、午後5時まで受け付けています。
2日現在の県内の有権者数は、142万9055人です。
去年の衆院選で与党が過半数割れとなる中で迎えた今回の参院選は、少数与党が敗北すれば、政権交代に直結する可能性もあることから、事実上の政権選択選挙とも言われています。
熊本選挙区でも、長引く物価高を受けた家計負担の軽減策、コメの価格高騰への対応策に加え、TSMCをはじめとした半導体産業による地域振興と、それに伴う地下水の保全などをめぐり議論が交わされる見通しです。
参院選は20日に投開票されます。