危険な暑さとなった3日、熊本県菊池市で、田植えの授業中に、12人の中学生らが熱中症の症状を訴え、搬送されました。このうち、1人は重症です。
県によると、県内では3日、熱中症の症状で36人が搬送されました。
菊池市の七城中学校では、午前9時前から1時間ほど田植えの授業をしていた男女の生徒11人と50代の女性職員、あわせて12人が熱中症の症状で搬送されました。
このうち、14歳の男子生徒に意識障害があり、重症となっています。
菊池市では、午前10時に31・6℃を観測し、午後3時半ごろには35・2℃まで気温が上がりました。
3日、県内では熊本市が35・9℃となるなど7地点で猛暑日を観測しています。