67人が犠牲となった熊本豪雨から5年。被災地では、追悼の祈りが捧げられました。
球磨川ラフティング協会長
「5年という節目ではあるんですけど、復旧・復興が進んではいるんですけれど、まだまだ。長い闘いになる」
25人が亡くなった球磨村。神瀬地区では、遺族らが、当時、土砂が流入した球磨川の支流へ花を手向けました。
宮崎佳洋子さんは夫の開さんを亡くしました
宮崎さん
「この辺りに来ると変わってしまっている。誰もいないし。ショックですね」
八代市坂本町には献花台が設置され、木村知事も手を合わせました。
木村知事
「中山間地は人口減少、高齢化、産業の再建、また地域医療の再開など復興に向けた課題を多く抱えています。年度内に診療所が再開できるように、県・国でしっかりバックアップしていきたいと思います」
6月末現在で、27世帯49人が仮設住宅など仮の住まいで生活を続けています。また、今も2人の行方が分かっていません。