JR九州などが、車が踏切内に立ち往生する事故への対応について、講習会を開きました。
トラック協会や地域住民を対象に開いた講習会で、模擬踏切なども使って、実施されました。
もし、運転中に遮断機が下り、踏切内に閉じ込められた場合には、止まらずに遮断機を押し上げて脱出。難しい場合は、車を降り、踏切から出て、緊急ボタンを押し、危険を知らせます。
(JR九州・熊本工務所)
「押していただければ、信号が光って運転士に停止を知らせる仕組みになっていますので」
(参加者)
「踏切の危険さは、よく理解しているつもりだったが、実際に乗れる機会があってよかったなと思います」
踏切内の事故は、今月も熊本市北区で起きています。
県警によりますと、県内では、2016年から先月末までに、踏切内の列車と車の事故が9件あり、6人が死亡10人が軽傷以上のけがをしています。