熊本県内は、8日夕方の雷雨により交通機関や熊本城の施設に影響が出ました。天気の急変には、9日も注意が必要です。
8日午後は暖かく湿った空気が流れ込んで、熊本県内は大気の状態が不安定になり、熊本市などで、雷を伴って局地的に猛烈な雨が降りました。
JR九州では、大雨の影響で午後5時50分から鹿児島線の植木-宇土間と豊肥線の熊本ー肥後大津間の上下線で一時運転を見合わせました。
熊本市電も2カ所で軌道信号が消えて、18本が運休しました。落雷の影響と見られています。
また、熊本城では、天守閣の北側と南側の照明6カ所と監視カメラ3台などが落雷の影響で故障しました。
熊本地方気象台は9日も、昼過ぎから夜のはじめごろにかけ、落雷や激しい突風が発生するおそれがあるとして、注意を呼びかけています。