20日投票の参院選に向けて、大学生が4コマ漫画や動画制作に取り組んでいます。
「この子の鏡になれるのは私だけだから」「親子で選挙に行こう!」
選挙に関する4コマ漫画や動画を制作するのは、熊本市の崇城大学の学生およそ50人。今年から授業に取り入れました。
今井亮佑教授
「自分で考えることで、若者の投票率が低い現状について、自分なりの考えを持ってもらいたいというのが狙い」
参院選の投票率は低下傾向にあり、前回の県内の投票率は49.12%、10代は28.08%、20代は30.48%と全国平均を下回っています。
授業では、若者の投票率向上などをテーマに作品を考えます。
2年生
「若年層をターゲットにしているので、SNSを主題にして、僕たちのメッセージをハッシュタグにして伝えるなど若者に伝わりやすくする工夫をした」
2年生
「(授業で)投票率を調べて、さすがに自分たちが(投票に)行かないと、何も変わらないと強く思った」
今井亮佑教授
「私たちが若者に投票に行った方がいいと言うよりも、同じ世代の子たちが考えたことの方が伝わってくると思うので、是非見てもらって、何かを感じてもらいたい」
一部の作品は、県選管の選挙啓発コンクールに応募するそうです。