20日投開票の参院選に向けて、熊本選挙区の4人の候補はこの週末、各地で支持を訴えました。演説はさらに熱を帯びています。
■立花候補(N党・新)
政治団体NHK党・新人の立花勝樹候補は、天草市をバイクで回り、県内の課題解決につなげる政策を訴えました。
立花勝樹候補
「バイク通勤の奨励をすれば、かなり交通渋滞も緩和されると思うので、皆さんで工夫していくしかないのかなと思っています。地下水問題ですけど、大きい工場もできて、地下水の影響も今後開発されていくと、かなりひどい状況になっていくと思いますので、専門家の意見を聞きながら開発を進めてもらえればと思っています」
■馬場候補(自民・現)
自民党・現職の馬場成志候補は、党の幹部が集まった菊池市で、2期12年間地域のために尽力したことをアピールしました。
馬場成志候補
「この菊池地域には、いま大きな光が差しています。もちろん課題もたくさんあるわけですが、この熊本モデルをしっかりしたものにして、全国の中でも成功事例として、企業の景気が良くなると、東京の方に人は集まっていく、その間をどう埋めていくか、県の皆さん、市町村の皆さんと連携してやっていきたいと思っております」
■山口候補(参政・新)
参政党・新人の山口誠太郎候補は、熊本市中心部で演説し、減税など党の政策を訴え、弱体化した日本の社会を変えたいと主張しました。
山口誠太郎候補
「税金が高い、税金が高すぎる、何のために働いているか分からない。そうおっしゃる方がたくさんいらっしゃるんです。この国民負担率、税金、社会保険料合わせて35%の上限を決めましょうと。収入の3分の1でいいです。3分の1は国に納めていただきましょうと。3分の2、収入の3分の2は皆さんが自由に使えるようにしましょうと言っているのが我々参政党です」
■鎌田候補(立憲・新)
立憲民主党・新人の鎌田聡候補は、熊本市中心部で演説し、企業団体献金の廃止や農業政策の転換を訴えました。
鎌田聡候補
「コメの値段を(備蓄米で)下げるだけ下げて、消費者はありがたいかもしれないけど、生産者はたまったものではないです。農家をやめたくなります、そんなに安くなったら。(コメを)安くすることは悪いとは言いません。良いことだと思いますが、一方で、生産者のための所得補償制度をつくるべきなのです。民主党政権の時つくってそれをぶっ壊したのは取りやめにしたのは、どこの政党でしょうか。自民党が政権に復帰して、この戸別所得補償制度をなくしてしまった」