熊本市の大西一史市長は、来年4月1日から、市電の乗務員を正規雇用すると発表しました。技術継承や職員のモチベーション向上などを目的としています。
熊本市交通局では、2003年度を最後に正規職員を採用しておらず、現在、運転士・乗務員研修生・車掌103人のうち、102人が非正規職員となっています。
平均年収はおよそ450万円で、正規雇用することで、給与や休暇制度などの処遇改善につなげる考えです。
正規雇用化に向けては、熊本市は、今後、条例改正を行いながら、対象となる職種や人数を決めていくとしています。