不同意わいせつの容疑者特定の決め手となったは、捜査員の描いた似顔絵でした。
不同意わいせつの疑いで逮捕されたのは熊本県大津町に住む派遣社員の男(27)です。警察によると、7月7日、JR豊肥線の電車の中で、通学中だった10代の女子生徒のでん部を触るなどのわいせつな行為をした疑いです。
9日には別の女子生徒2人からも同様の被害相談があり、被害に遭ったそれぞれの生徒からの情報をもとに、警察が似顔絵を作成。捜査員が張り込みをしていたところ、似顔絵に似た容疑者が、女子生徒の後ろをついて回るなど、不審な行動をしていたため、話をきくと犯行を認めたということです。
「性的欲求を満たすためだった」などと容疑を認めています。
わいせつ行為の目的で満員電車に乗り、犯行を繰り返していたとみられ、警察は余罪があるとみて調べを進めています。