投票まであと3日に迫った参院選。熊本選挙区の候補者も選挙戦最終盤に向け、支持の訴えに力を入れています。
■立花候補(N党・新)
政治団体NHK党・新人の立花勝樹候補は、県内各地をバイクで回り、住民と直接顔を合わせての選挙戦を展開。中山間地では、住民から「トンネルをつくってほしい」といった要望を受けることもあったといいます。
目標は、前回2022年の参院選で前の候補が獲得した3万1000票を超えることですが「さまざまな人と話して支持を訴えることができた」と手ごたえを話しました。
■馬場候補(自民・現)
自民党・現職の馬場成志候補は、17日朝、JA鹿本植木支所で遊説。県選出衆議院議員木原稔さんも応援に駆け付けました。
訴えたのは、地方の課題を国政に届ける重要性についてです。
「自民党・公明党が参議院でも過半数を割るようなことがあったら、また決められない政治に戻っていくと。決められない政治を選ぶのか、決めて前に進める政治を選ぶのか、国民の皆さま方に問いかけられていると思います」
■山口候補(参政・新)
参政党の新人、山口誠太郎候補は17日朝、JR光の森駅前で演説しました。
選挙戦では、神谷宗幣代表とともに熊本市中心部で街頭に立ち、消費税の廃止を訴えるなど、無党派層への支持拡大に力をいれています。
「中小企業や個人事業主は税金の支払いでほとんど手元にお金が残っていない。そういった税金、社会保険料を抑えることで、その資金で新たな事業や、従業員の給料を上げていくことで、経済を回していくことが私は大事だと思っています」
■鎌田候補(立憲・新)
立憲民主党・新人の鎌田聡候補は17日、錦町で街頭に立ちました。
党本部が「最重点区」と位置づけていることから、幹部が終盤にかけても相次いで熊本入り。駆けつけた小川淳也幹事長とともに与野党逆転の実現を訴えました。
「場当たりなんです。自民党政治は選挙前になってコロッと備蓄米を売り出して、消費者の受けを狙おうとやってます。場当たり的なビジョンない政治が、この自民党農政が本当に農家の人の怒りを買ってるんです。やっぱり農家の戸別所得補償制度、自民党が潰したけども、これ必要ですよ。必ず必要ですよ」