半導体の受託生産世界最大手のTSMCが熊本県内で計画している熊本第2工場について、年内に着工する予定と明らかにしました。
アップルなどを顧客とするTSMCの業績は好調で、公表した4月から6月期の決算は純利益が日本円でおよそ2兆円で、前年同期より6割アップしました。
主な要因は世界的なAI(人工知能)向けの半導体需要の急増で、開かれた説明会でも「AI関連の需要はとても強い」と何度も言及し「需要と供給の間のギャップを埋めるために懸命に努力している」としました。
延期が報じられていた熊本第2工場の建設については、地元のインフラの準備次第としつつも、今年中に着工するとの見通しを示しました。