人体への有害性が指摘されている有機フッ素化合物=PFASが、熊本市内の17地点の井戸で新たに指針値を超えて検出されたことが分かりました。
熊本市では、これまでに72地点で指針値を超えて検出されていて、このうち68地点が植木地区でした。
井芹川上流域では、年間を通して指針値を超えている地点もあり、特に2地点の湧水では高濃度だったため、今後、水質調査や聞き取り調査などで詳しく調べる方針です。
また4月に調査した埋立処分場や旧処分場8地点のうち、最も高濃度だった地点に、濃度低減のための処理設備を設け、実証試験を行うとしています。