親子で学ぶ機会を無料で提供する「子ども大学くまもと」が開かれ、子どもたちが「自分らしく生きること」を考えました。
宮津航一理事長
「将来につながる1ピースが、この半日、皆さんにプレゼントできればと思います」
4回目の今回は、小学4年生から6年生と保護者およそ110人が「学生」として学びました。
講師の横田久世さんは7年前、病気で両手の指と両足を失った際、自分と娘の気持ちの違いにどう向き合って生きてきたかを語りました。
横田さん
「私も自分が生きるのが必死だったし、彼女(娘)は彼女で受け入れることが必死。その状態で『(手足を)隠してよ』って言い合う。これを言ったら傷つけるとか、そうじゃなくて、自分が思った通りにするのが大事なんだなって、自分が思うことは、すべてマルなんだよっていうことを、私は、その時気づかせてもらいました」
毎年、義足でマラソンに挑戦している横田さん。走る姿も見せ「自分で思い描く生き方をする大切さ」を伝えました。