27日夜、熊本県天草市牛深町の築ノ島沖で、サンゴの放卵が撮影されました。
水深およそ6メートルの海に放たれたピンク色の粒は、ミドリイシ属のサンゴの卵と精子を包んだ「バンドル」と呼ばれるカプセルです。
船の上からでも明かりで海を照らすと無数のバンドルが漂っている様子が確認できました。
撮影した牛深ダイビングスクールブルーアース21熊本によります、サンゴが放卵するタイミングは年に数回ありますが、今年はこれが最初です。
「気温の上昇の影響か、例年より、およそ1週間早く観測された」ということです。