埼玉県で起きた道路陥没事故を受け、2024年度の県内の上下水道などの点検状況が報告されました。
今年1月に埼玉県八潮市で起きた道路陥没事故を受け、県内の道路陥没を防ぐ点検計画などを共有する連絡会議が開かれ、道路管理者と電気・ガスなどインフラに関わる事業者が参加しました。
会議では、京都や福岡で発生した水道管の老朽化による漏水事故や工事中に起きた道路陥没事故の事例が報告されたほか、昨年度の県内の上下水道の点検状況などが報告されました。
上下水道の施設延長2万1000キロメートルのうち、上水道と簡易水道では328カ所で、下水道では1キロメートルで不具合が確認され、各事業者が対処を進めていることが報告されました。
今後も点検状況の共有を進める方針です。