水遊びの機会が増えるこの時期、水の事故には注意が必要です。
「石がすごく滑るからね。足を乗っけたら、つるっといってしまう。歩くときには、くれぐれも気を付けるように」
熊本県相良村の川辺川で開かれたのは、川の安全教室。川で楽しく安全に遊んでもらおうと啓発に取り組む団体、球磨川セーフティーキッズラボが毎年開いています。
菊池市の菊池川では30日、川遊びをしていた男子中学生が溺れ亡くなりました。
警察庁によると、去年1年間に国内で水難事故にあった人のうち、およそ1割にあたる191人が中学生以下でした。
このうち、死者・行方不明者は28人で、発生場所では「河川」が、行為では「水遊び」がいずれも半数以上を占めています。
今回の安全教室では、地元の園児が仰向けに浮かぶ方法などを、保護者らはロープを使って救助する手順などを学びました。