安全運行を最優先するとして、延期となっている熊本市電の延伸事業をめぐり、熊本市東区で、住民説明会が開かれました。
住民
「道路は今は2車線、1車線潰した場合に、渋滞がまた起きやしないか」
熊本市の担当者
「歩道の幅を少し縮めたり、しっかり車線数を確保したうえで整備をしたいと考えています」
市電の延伸事業は、東区の健軍町電停から市民病院付近までのおよそ1.6キロの区間で計画されていましたが、相次ぐ運行トラブルを受け、2月に延期が決まりました。
今回の説明会は、事業の延期について直接の説明を求める住民の要望を受けて、市が開きました。
出席者からは「渋滞対策として、延伸が最適なのか」など延伸事業そのものの必要性を問う意見や質問が相次ぎました。
市は今後、住民と大西市長との意見交換の場を設ける予定です。