熊本県では、11日ごろにかけて、土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に十分注意が必要です。
気象台によりますと、九州北部地方にある前線に向かって、暖かく湿った空気が流れ込み、大気の状態が非常に不安定となっています。
降り始めから8日午後6時までの雨量は次の通りです。
【降り始めからの雨量】
人吉市 163.5ミリ
球磨村 160.0ミリ
甲佐町 157.5ミリ
五木村 132.0ミリ
阿蘇市 129.5ミリ
前線は、10日にかけて九州北部地方に停滞し、その後ゆっくり北上する見込みです。
このため、熊本県では8日夜のはじめ頃から11日頃にかけて、局地的に雷を伴った激しい雨や非常に激しい雨が降る見込みです。
予想される24時間雨量は次の通りです。
【24時間雨量】
9日午後6時まで 120ミリ
10日午後6時まで 150ミリ
11日午後6時まで 150ミリ
前線の活動によっては大雨警報や洪水警報を発表する可能性があります。
また、落雷や竜巻などの激しい突風が発生するおそれがあります。
八代市では、東陽町と泉町に警戒レベル3高齢者等避難を発令しました。(8日午後5時)
土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に十分注意するとともに、落雷や竜巻などの激しい突風に注意してください。