九州北部地方にある前線に向かって温かく湿った空気が流れ込んでいて、熊本県内は大雨になっています。
水俣市では午前6時40分までの1時間に64.5ミリ、上天草市で午前8時20分までの1時間に52.5ミリの非常に激しい雨が降りました。
熊本県内では9日は局地的に雷を伴った激しい雨が降る見込みで、昼すぎにかけて低い土地の浸水に警戒が必要です。9日午前9時現在、熊本市と宇土市に大雨・洪水警報が、八代市と宇城市に大雨警報が出されています。
6日午後5時の降り始めからの雨量は甲佐町で261ミリ、球磨村や水俣市で230ミリを超えています。熊本地方気象台によると10日にかけて熊本地方や阿蘇地方で多いところで1時間に50ミリの非常に激しい雨が、天草・芦北地方、球磨地方で1時間に40ミリの激しい雨が降るおそれがあります。低い土地の浸水に警戒し、土砂災害、河川の増水に注意してください。