11日にかけて熊本県を襲った記録的な大雨では、土石流も発生しました。
井上聖貴アナウンサー
「ここは本来、生活道路ですが、流れ込んだ土砂が堆積して車が埋まっています。重機を使った撤去作業が進められています」
八代市の山の麓に位置する興善寺町。住民は次のように語ります。
「朝4時半くらいから。そのときは、水がほとんどで、昼前に山が崩れて、一気ドーンと。地震がおきたのかなと思った。地震と思ったら違った」
自宅の中を見せてもらうと―
「お花畑だったけど、すべて埋まってしまった。こっちは家庭菜園の畑、ここまで割れとるとです」
この地に住んで65年ということですが、このような被害は初めてだということです。
Q住み続けますか?
「ない。今はもう(新しいところを)探しています。もう無理、この年で更地にして…」
13日は、暑さと戦いながらの復旧作業となりました。
八代市の最高気温は34.7℃、人吉市では35℃など、各地で厳しい暑さとなりました。
「もう無理です。もう熱中症です」
「8月中には終わらんと思う。熱中症の心配あるから水分補給しながらやらないと」