土砂崩れなどが起き、孤立集落も発生している熊本県甲佐町では、15日朝、住民に届けるための支援物資の準備が進められていました。
甲佐町東側の山間部では土砂崩れなどが起き、6地区31世帯49人が孤立していますが、電話は通じるため、必要な支援物資を聞き取り職員が届けています。
支援物資を届けると同時に、職員が近況の聞き取りも行います。
現在は孤立した集落でも食料や飲料水は足りているということですが。
住民
「でませんので。全然出ません。水害があったのはいつだったっけ。日曜日よねそれから全然。トイレが困っとる水洗で」
こちらの地区では13日には孤立が解消したものの、水道管が破損し、風呂やトイレなど生活用水が使えず、川の水を汲むなどしながら生活をしています。
甲佐町農政課山村豪さん
「復旧には時間がかかってしまうので、日々不足しているもの届けさせてもらって、負担を軽くできれば。道路もそうなんですけど、インフラは急いだほうが毎日の生活に関わってくるところかなと」
熊本県全体では、今も3つの町で41世帯67人が孤立しています。