大雨から1週間。交通機関の復旧も、遠い道のりとなっています。
営業所長
「ナンバーが隠れるぐらいまで水につかったというところが最大ですね」
熊本県南部で路線バスなどを運行する産交バス八代営業所。駐車場が冠水し、29台が故障した可能性があります。
営業所長
「電装関係が、配線があるんですけど、これが完全に浸かって、ダメになるので。仮にこれが乾いても、機能するかですよね」
他の営業所からバスを借りることで、八代市内の循環バスは再開しましたが、路線バスの再開についてはめどが立っていません。
第3セクターの肥薩おれんじ鉄道は、流木の流入など24ヵ所で線路被害があり、八代ー肥後田浦間の運休が続いています。
8月下旬に代替バスを運行できるよう調整が進んでいます。
また、県タクシー協会によると道路の冠水などによって熊本市内タクシー車両63台が被災したことが分かっています。