熊本市は、記録的大雨で被災した人に市が家賃を支払う「みなし仮設住宅」の受け付けを始めました。
みなし仮設住宅(賃貸型応急住宅)の申し込みは、熊本市の住宅政策課で20日から受け付けています。
対象は、住宅が「全壊」「大規模半壊」「中規模半壊」「半壊」の被害を受けた人、二次災害で被害を受ける恐れがある人、修理期間が1ヵ月を超える見込みの人などです。
入居期間は、被災した住宅が持ち家の人は2年以内、借家や公営住宅の人は6ヵ月以内、家賃の上限は、世帯の人数で異なり、5万5000円から13万円です。
熊本市以外の10市町の被災した人には、熊本県がみなし仮設住宅を提供し、申し込みの受け付けは各自治体の窓口で順次、開始されます。
なお、熊本市では、市営住宅の無償提供の申し込みも25日から受け付けます。