熊本県内を襲った記録的大雨の被災地では復旧作業が続いています。
福岡からのボランティア
「洪水のニュースでとてもひどいと感じて、何かできることはないかと思ってきた」
上天草市では県内外からおよそ130人のボランティアが集まり、復旧作業にあたりました。大雨から2週間ほどが経ち、浸水被害を受けた住宅では床や壁の撤去、床下の泥の除去などが進められています。作業にあたる人手の不足は続いていて、上天草市の社会福祉協議会では九州内に枠を広げボランティアを募集しています。
同じく大きな被害を受けた玉名市でもおよそ90人のボランティアが家具や住宅の床下の清掃作業にあたりました。
熊本県内では23日午後3時現在、全壊9棟、半壊54棟の他、床上浸水2298棟、床下浸水2921棟の住宅被害が確認されています。