熊本県内の最低賃金の改定に向け議論が続いています。労使間の主張には、大きな隔たりがあり、いまだ結論には至っていません。
4回目の専門部会が開かれ、使用者側は現在の最低賃金952円から39円引き上げ「991円」を提示しました。
「消費者物価指数の上昇分を考慮した」としています。
労働者側は、前回「1130円」とするよう提示していて、両者には139円の開きがあります。
労働者側は「意見の受け止めが不十分である」としました。
使用者側は「実質賃金がプラスになるよう積み上げをしたい」と歩み寄りの姿勢を示し、27日の専門部会で2回目の金額提示を行う予定です。