国土交通省は、国道の地下の空洞について、2024年度の調査結果を発表しました。
国土交通省によりますと、2024年度、所管する全国の国道およそ3000キロの路面の下を調べたところ、4739カ所で空洞が見つかりました。熊本県内で、空洞は確認されていません。
また、4739カ所のうち、2%にあたる119カ所で陥没の可能性が高いと考えられるとしました。
この119カ所はすでに修繕工事が進められ、118カ所では工事が完了していて、残りの1カ所も8月末に終わる見込みだということです。
熊本河川国道事務所は、埼玉県八潮市で1人が死亡した道路陥没事故を踏まえて、点検や調査の情報を関係各所と共有し、事故を未然に防ぎたいとしています。