今年5月、熊本市で車が信号の柱に衝突し、大破した事故で死亡した男性について、酒気帯び運転の疑いで書類送検されたことがわかりました。
今年5月、熊本市西区田崎の県道を走行していた乗用車が道路左側にあった信号の柱などに衝突しました。
車を運転していた住所不詳の男性(30)は意識不明の状態で搬送されましたが、6月9日に重症頭部外傷により死亡しました。
事故に巻き込まれた車や歩行者はいませんでした。
その後の捜査関係者への取材で、運転していた男性の血液からはアルコールが検出されたことがわかりました。
呼気に換算すると、基準値のおよそ5倍に当たる値だったということです。
警察は、25日付けで、被疑者死亡のまま、男性を道路交通法違反の疑いで書類送検したということです。