九州看護福祉大学の公立化を検討する委員会が最終会合を開き、報告書案をまとめました。
玉名市に要望されている公立化については、学費の引き下げによる学生数の増加、地域の医療人材の育成強化が見込まれる一方、財政の圧迫が懸念されます。
検討委員会では「看護師などの医療人材の地元への供給が期待される」「看護学科が熊本大学の次の選択肢になりうる」といった肯定的意見の一方「少子化の状況を考えると、大学の存続・発展は難しい」などの慎重意見もあり、報告書には、両意見を併記する方向になりました。
報告書は9月に玉名市に提出されます。