売掛金の返済名目でメッセージを送り、女性客の不安を煽った疑いで、ホストクラブ従業員の男が逮捕されました。
風営法違反などの疑いで逮捕されたのは、熊本市北区に住むホストクラブ従業員の男(30)です。
警察によると、7月30日からの4日間、30歳の女性客に、売掛金の返済名目で「警察に連絡がいくことになるけど大丈夫かい?無銭飲食で立件されるよ」などと、SNSを送信し、不安を煽った疑いです。
女性から相談があり、捜査を進めていました。
男は「連絡と返済が滞ったので送信した」と容疑を認めています。
警察は余罪を調べるほか、勤務する熊本市中央区のホストクラブが常習的に関与していたとみて、売掛金の資料などを押収し捜査を進めています。
6月に施行された改正風営法で、料金の支払いなどをさせる目的で不安を煽るような言動は禁じられていて、今回の逮捕は熊本県内初、全国で2例目だということです。