8月の記録的な大雨で、土石流被害があった八代市興善寺町では、台風の接近に不安の声が聞かれました。
(井上聖貴アナウンサーの報告)
こちらの地区は、土砂が道路、住宅に押し寄せ、車などを覆いつくすほどでした。
土砂の撤去作業が連日続き、生活道路を通ることができるようになりました。
4日は台風15号が九州に接近して、雨の中での作業となり、水分を含んだ土砂やごみの撤去が続けられていました。
(住民)
「ジメジメ感、不快感とかな」
(Q.今日も雨降っていますけ)
「嫌です。(作業を)したくない。したくないのに、余計したくなくなる」
4日に就任した小野市長も視察に訪れ、復旧の現状について住民から説明を受けました。
災害ごみの処理が負担になっているということで、ごみの分別を八代市が引き受けることも検討するとのことです。
台風の直撃は避けられそうですが「雨が降るとまた土砂が流れ込むのでは」と話す住民もいて、復旧作業は終わりが見えない状況です。