熊本県の川辺川に建設が計画されている流水型ダムについて、住民らの意見を聞く公聴会が人吉市で開かれました。
公聴会は5日、6日に開催され、2020年7月の熊本豪雨の被災者や川漁師など合わせて28人が意見を述べました。
このうち、22人が「水質や生態系への影響が少ないとする根拠が不十分」などと建設に反対し、他の6人は「ダムのほかに豪雨災害に対応できる代替案がない」などと賛成の意見を述べました。
申し込みをして意見を述べられなかった人が24人いたことから、市民団体は公聴会の追加開催を求めるとしています。