従業員に対する殺人未遂などの罪に問われた飲食店店長の男が、初公判で起訴内容を認めました。
起訴状などによると、熊本市中央区の奈良公明被告(31)は、去年3月、店長を務めていた中央区の飲食店内で、女性従業員3人の顔や首などを包丁で多数回突き刺すなどした殺人未遂と銃刀法違反の罪に問われています。
8日の初公判で、奈良被告は「間違いございません」と起訴内容を認めました。
検察側は、冒頭陳述で「インターネットで人の殺し方を調べ、事前に包丁を購入していた」などと殺意と計画性を指摘、弁護側は「過労で追い込まれていた」「事件後に自ら警察へ通報している」などと情状酌量を求めました。
判決は17日に言い渡される予定です。