熊本市中央区にあるスーパーには、9月から本格的に新米が並び始めました。
熊本県産の「コシヒカリ」、価格は5キロ4535円です。
(みやはら営業本部長)
「去年の今と比べると1.5倍ぐらいになっている」
8月まで販売していた備蓄米の在庫はなくなり、現在、店頭に並んでいる多くが新米ですが、値札を見て購入をためらう客の姿も。
(買い物客)
「買わない。備蓄米を買ったりしているので。高いと思う。昔、菊池産米を買っていたけど、その時でも5キロ2800円ぐらいだった」
店では買い控え対策のため、ある工夫をしています。
(みやはら営業本部長)
「4000、5000円台だとお客さまも買い控えをする人もいると思うので、4キロではあるが、3000円台のコメを売り出している」
これまで、5キロと10キロの袋を中心に販売していましたが、今年初めて4キロの袋を作るよう卸し問屋に依頼したと言います。
(みやはら営業本部長)
「さらに今から阿蘇や山鹿の新米が出てくるが、過去最高の概算金と聞いていますので、5キロで4000円後半になると予想している。5キロ3000円台を維持したいがこればかりは、分からない」