JR九州は10日、熊本駅のコンコースで天井材が落下したと発表しました。
10日午前6時50分ごろ、熊本駅の改札前のコンコースで、天井からの落下物と雨漏りを乗客が発見しました。
落下したのは、長さ60センチ、幅30センチ、厚さ12ミリの岩綿吸音板で、重さは約2.2キロだということです。
4メートルの高さから落下したとみられますが、乗客などへのけがはなかったということです。
JR九州では、落下したエリアの立ち入りを規制し、天井材を撤去するとともに、同様の箇所がないか点検を実施。異常がないことを確認したとしています。なお、天井板は2015年に施工し、2024年10月の点検では異常はなかったということです。
高架から雨水が浸入し、天井材が吸水したことで落下した可能性があるとしていますが、詳しく調査をすすめる方針で「お客様に大変ご心配をおかけしました。原因究明と再発防止に努めてまいります」としています。