マダニに咬まれて感染する重症熱性血小板減少症候群=SFTSの感染報告が増えています。
熊本県によると、7日まで1週間で、SFTSの感染報告が1人あり、今年の累計は10人に。2013年の統計開始以来、最多となりました。
SFTSは1~2週間ほどの潜伏期間を経て発症し、発熱や出血などの症状を引き起こします。
同じくマダニが媒介する日本紅斑熱も感染報告が2人あり、今年の累計は18人となりました。
森林や草地では、肌を露出せず虫よけ剤を使うよう呼びかけています。
また、県内72の定点医療機関のインフルエンザの感染報告数は53人で、前週から2倍以上に増えました。
1医療機関あたりの報告数は0.74で1を超えると流行入りとなります。