増加する高齢者の詐偽被害を防ごうと、熊本県警がキャンペーンを実施しました。
電話で「お金」詐欺の被害防止を呼びかけるため、新たなマスコット「ワルモン」を初公開しました。
「悪者」を意味する熊本弁「わるもん」が由来で、最新の詐欺の手口を教えてくれます。
生活安全企画課次席
「いろいろなところにワルモンを登場させて、詐欺の手口を広めていく」
熊本県内で今年8月までに発生した電話で「お金」詐欺は、去年の同時期と比べて90件多い145件。被害額は2倍以上となるおよそ6億6000万円となっています。
15日は、啓発チラシを配布したほか、県警と民間企業が共同制作した啓発ドラマの動画で注意を呼びかけました。
生活安全企画課次席
「警察は電話でお金の話は絶対にしません。不審な電話があれば、すぐに切って、家族や警察にご相談をお願いします」