熊本県で今年初めて赤潮による漁業被害が確認されました。
県によると、上天草市から16日、有害プランクトンシャットネラの影響で八代海で養殖していたシマアジ6500匹が死に、およそ212万円の被害が出ていると報告があったということです。
八代海全域には、8月12日にシャットネラの警報が発表されていました。
県は16日、水産関係危機管理対策本部を設置し、被害を減らすための取り組みや漁場の監視体制について確認しました。
現時点で、赤潮は減少傾向にあるものの、引き続き、状況を注視し、養殖業者に対しては赤潮駆除剤の散布など指導を続けるとしています。