22日に告示された自民党総裁選、新しいリーダーには誰が選ばれるのでしょうか。
立候補を届け出たのは、小林元経済安保担当大臣茂木前幹事長、林官房長官、高市前経済安保担当大臣、小泉農水大臣の5人。
物価高対策や野党連携のあり方などをめぐり論戦が交わされます。熊本できいた街の声はー
20代女性
「この中だったら高市さんかなあ。一番は物価高と賃金消費税の減税とか期待したいと思っています」
70代男性
「政策的には、林さんが一番安定している気がする。財務省はこれから増税の方向に行くと思うから、そこが力を持たないで逆にするような人たちが私は望ましいと思います」
40代男性
「この中だと、小泉さんが一番マシかなと思う。前回言っていたので、選択的夫婦別姓とかやってほしいなと思います」
そもそも「期待できない」と苦言を呈する人も。
60代女性
「解党的とか言って、自民党のことばかり言っている感じ、自民党をなんとかするんじゃなくて、日本や国民をなんとかしてほしい」
10代男性
「候補自体が持っている公約の歯止めに自民党の組織がなっている気がして、総裁が変わったところで、組織自体が変わらないと、あまり期待できないんじゃないか」
熊本3区選出の国会議員、坂本哲志衆議院議員は「候補の方々が政策を述べられますので、それを聞いたうえで、最終的には誰に入れるかということを自分で決めたい」と語ります。
国対委員長として国会の審議日程を調整する立場ですが、総裁選によって実質的な「政治空白」が長期化していることをどう受け止めているのでしょうか。
「こういう時期ですので、本来ならば物価高対策、それからガソリンの暫定税率廃止に向けてのさまざまな与野党の動き、こういったものを始めていなければいけなかった。(総裁選以降)できるだけ早い時期に首班指名をする、国会を開く、経済対策を立てる、そういったことをやっていくべきだと思っています」
政治とカネをめぐる問題で、依然として厳しい目を向けられる中、総裁選のテーマに「#変われ自民党」を掲げました。
「何を変えるのか、どう変わるのかというのをしっかり打ち出していかなければいけないと思います。そういう発信力がある人であるべきだと、そうすれば自民党が変わる、変われると思います」
自民党総裁選は10月4日投開票です。