熊本県立体育館や藤崎台球場などスポーツ施設の再整備計画の方針を、県が明らかにしました。
木村知事
「きょうここに県有スポーツ施設の再整備に着手することを宣言いたします」
いずれも老朽化に伴う再整備の議論が進んでいた県のスポーツ施設。木村知事が22日の県議会で方向性を示しました。
藤崎台県営野球場は、屋内練習場の整備が困難なことなどから移転し、再整備を進めます。
2026年度中に移転先を選定、2027年度には基本計画の策定に取りかかり、2029年度にも整備に着手する方針です。
県立体育館はアリーナ施設として現地で再整備され、プロスポーツやコンサートなどを観戦・観覧できる環境を整えます。
少なくともプロバスケットボールBリーグの最高峰「Bプレミア」への参入条件である「5000人以上を収容できる観客席数」などは満たす方針です。
また、熊本武道館は、空調設備の設置など利用環境改善に向けた改修を進め、県民総合運動公園は、渋滞対策として駐車場の整備やパーク&バスライドの実施などハードとソフトの両面から改善策に取り組みたいとしています。