熊本県阿蘇広域消防本部の消防長の男性が職員へのパワーハラスメント行為があったとして、停職3カ月の懲戒処分を受けました。
阿蘇広域行政事務組合が24日、消防本部の男性消防長(54)の処分を公表しました。
男性消防長は、消防本部のトップで、会議等で、他の管理職の意見を聞かず、一方的に話すことなどによって、管理職1人が精神的な病を発症したということです。
また、複数の職員が、人事について不利益を受けると恐怖を感じていたことなどが、昨年度、職員全員に実施したアンケートで発覚しました。
組合の管理者である阿蘇市の松嶋和子市長は「責任を重く受け止めている。再発防止に向けて、組織全体で取り組む」とコメントしています。