同じ踏切で、電車と車の衝突事故が相次いでいます。
熊本市北区の熊本電鉄菊池線の亀井・八景水谷2号踏切では、今年、車と電車の事故が3回発生していることから、九州運輸局や県警などが、秋の全国交通安全運動に合わせて、踏切を通行するドライバーに啓発グッズを配布し、一時停止の徹底を呼びかけました。
遮断機がないことや、建物によって左右の安全確認をしにくいこともあり、近くの住民からは、再び事故が起こることを心配する声も聞かれました。
住民
「坂になっていて、スピードを落とさずに来て、ちょっと(車の)頭を出してしまうと、気づいたら右から来ているという状況があるのが原因かなと」
事故の多発を受けて、この踏切には、来年度、遮断機を取り付ける予定です。
交通官
「踏切を通過される際は、必ず手前で一時停止をして、電車が来ていないか、進行先の道路の安全確認を必ず行って、通過するよう呼びかけています」