口座は詐偽に悪用されていたということです。
キャッシュカードを他人に譲り渡したとして、熊本県職員を停職処分です。
「誠に申し訳ございませんでした」
停職2カ月の懲戒処分を受けたのは、熊本県総務部に所属する52歳の係長級の男性職員です。
熊本県によると、男性職員は2024年9月、金融業者を名乗る人物に対し、融資を受ける約束で銀行口座のキャッシュカード3枚を譲り渡し、暗証番号を伝えました。
その後、この口座が詐欺に悪用されていることを警察が確認、男性職員は8月、犯罪収益移転防止法違反の罪で、罰金30万円の略式命令を受けました。
多重債務を抱えていたということです。
このほか、店舗で女性従業員にわいせつな行為をした疑いで逮捕・送検され、その後に不起訴処分となっていた、熊本県農業研究センターの24歳の男性技師も停職2カ月の懲戒処分を受けました。
26日付で依願退職しています。