熊本大学病院は、肥満症を治療するための外科手術を熊本県で初めて実施したと発表しました。
平井俊範病院長
「今回の実績が、当院における肥満症治療の発展地域の皆様の健康増進につながる礎になることを願っております」
熊本大学病院の肥満症治療センターによりますと、手術を受けたのは、熊本県在住の40代の女性で、食事や薬物療法などに取り組んだ後、胃のおよそ4分の3を切除しました。
経過は順調で、体重はおよそ10%減少したということです。
肥満症治療センターは、肥満に加え、高血圧などを併発した肥満症の治療のため、外科手術を行うことができる県内唯一の施設で、手術を実施したのは今回が初めてだということです。